3月に2歳の子供と一緒にオーストラリアのパースに行ってきました。
日本からだと乗継ぎ便で13〜20時間掛かってしまうパースですが(2024年9月現在)、シンガポールからは直行便で5時間で行くことができるので、駐在中にぜひ訪れたい都市の1つです。
今回私たちが宿泊先として選んだのは、パース・セントラル・ビジネス・ディストリクト地区にあるホテル「ザ・ウェスティン・パース」(The Westin Perth)と、エリザベスキーにある「ザ・リッツ・カールトン・パース」(The Ritz-Carlton, Perth)の2つ。
ウェスティンに1泊だけして、翌日からはリッツに移動し6泊というスケジュールでした。
【agoda】で料金をチェックする本記事では「ザ・ウェスティン・パース」のお部屋の様子や子連れによかったところなどについてご紹介します。
パースへの子連れ旅行をお考えの方やパースのおすすめホテルを知りたい方、マリオット(特にゴールド・プラチナ会員)の実態を知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
パースの観光については、別の記事でご紹介します♪
↓空室状況の確認はこちらから↓
パースの観光情報は別の記事で紹介します♪
「ザ・ウェスティン・パース」(The Westin Perth)
「ザ・ウェスティン・パース」は、最寄りのパース空港から車で約30分の距離に位置します。
パース中心部の便利な場所に位置し、中心地から徒歩圏内です。ショッピング街、エリザベスキーなどの人気観光地のすぐそばに位置しています。
他にも、パース・コンサートホールまで徒歩6分、パースコンベンション&エキシビジョンセンターまでは徒歩約21分です。
また、少し遠出してピナクルズ砂漠やロットネスト島など、観光やアクティビティを楽しみたい場合は、海外オプショナルツアー専門のオンライン予約サイト【KKday】で現地ツアーなどを探してみるのもおすすめです♪
今回の旅ではロットネスト島へのフェリー往復チケットを【KKday】で購入しました。日本語対応&クレジットカード決済で簡単に予約できます。
【KKday】でパースの観光チケット・現地ツアーをチェックする!「ザ・ウェスティン・パース」(The Westin Perth) | |
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住所 | 480 Hay St, Perth WA 6000 オーストラリア |
電話 | +61-8-65591888 |
施設 | レストラン、プール、スパ、フィットネスセンターなど |
子連れおすすめ度 | ★★★★ |
HP | https://www.marriott.com/ja/hotels/perwi-the-westin-perth/overview/ |
「ザ・ウェスティン・パース」(The Westin Perth)の子連れ宿泊記
リゾートホテルのようにキッズクラブやキッズプールがあるわけではありませんが、チェックインからチェックアウトまで、親子とも快適に過ごすことができました。
本当は全て「ザ・リッツ・カールトン パース」に泊まろうとしていたのですが、有名歌手のコンサートと重なり土日の宿泊料金がウェスティンが約8万円、リッツが10万円越えだったので、ポイント利用して約5万ポイントでウェスティンに1泊することにしました。
イベントがあると通常の宿泊料金は上がりますが、ポイントは基本的に通常料金を元にするので、ポイント利用がお得なことが多いんです!
また、日本やシンガポールのWestinよりかなりリーズナブルだったことも、このホテルを選んだ理由の一つでした。
ホテルエントランス、ロビー
エントランスです。Glab(タクシー)の運転手さんが誤ってホテルの地下階にあたる駐車場の入口から入ってしまったため、駐車場から坂道を登ってようやく到着しました。
17時半頃に空港を出発し、18時過ぎにホテルにチェックインしました。
広すぎず、シンプルで落ち着いた雰囲気のロビーです。
お部屋:エグゼクティブスイートの様子
マリオットボンヴォイ特典で、なんと、エグゼクティブスイートにアップグレードしていただきました!
ラウンジアクセス付きのお部屋です。
役員クラスの人が泊まるお部屋ってこんな大きいの?!と興奮。
お部屋に入るまでの廊下はこんな感じです。とても清潔感があり洗練された雰囲気です。
ちなみに、壁に飾られている作品は、よく見たら絵ではなく写真でした。色鮮やかな大自然の写真につい目が行きます。
部屋の入口は二重になっていました。
リビングダイニングは2面が窓です。
高層階なので、窓からの景色は遥か遠くまで見渡せ最高でした。
夜景も素敵です。手前に見えるのはセント・メアリーズ大聖堂です。後ほどホテル周辺散策のところでも記載しています。
10人掛けのダイニングテーブルに、山盛りのウェルカムフルーツ。
小さい子供がいると果物が何よりありがたいです。
写真左側には冷蔵庫やコーヒーメーカーがあり、果物の他にドライフルーツやナッツなども置いてありました。
寝室にはベビーベッドを設置していただきました。
2歳超えていますが、同じベッドで添い寝だと娘に蹴り落とされるので必須でした。
ですが、流石に体も大きくなり可哀想だったので、次回の旅行用にストッケのエアベッドを購入してみました!↓↓
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自宅でお昼寝用に使用してみましたが、両端に高さがあり落ちにくくなっていて、安定感もあり良さそうです。膨らますのも畳むのもラクラクでした!
大きなテレビがあり、その下の台が2歳児にちょうど良い高さのようで、ここにおもちゃを並べて遊んでいました。
寝室の隣がバスルームです。
アメニティはWhite Teaのもの。シャンプーなどは環境に配慮したボトルに補充するタイプです。
その他のアメニティは、マウスウォッシュとボディローション、バスソルトなどがありました。
子供用のアメニティは、可愛らしいお家の形の入れ物に入っていました。中身はシャンプー、ローション、スポンジでした。
シャワールームはとてもスタイリッシュ。レインシャワーもあります。
緊張感のある立派な書斎もあります。
書斎に続く廊下の途中には、
トイレと
フルキッチンがありました。
トイレはもう一つあります。
上が照明、下が窓のカーテンのスイッチです。低い位置にあるので、完全に2歳児のおもちゃになりました。
娘を寝かしつけている間、パパはダイニングで優雅なひとときを過ごしていました。
エグゼクティブラウンジ
クラブキングルーム以上のお部屋に泊まると利用できるラウンジは、3階に位置しています。
ラウンジへ入るにはルームキーをかざします。
小さい子供も入ってOKでした。
他の方のブログによると、PM5:00-PM7:00のカクテルタイムで、ホットミールやフルーツなども充実していたようですが、私たちが利用した土曜日の18時半頃には、子供にあげられるような果物もあまりありませんでした。
以前、メルボルンの「メルボルン・マリオット・ホテル」に滞在した時に、夕方から夜にかけてのラウンジの軽食が充実していて、出先のレストランで子供があまり食べなかったり、牛乳を飲みたがった時に重宝したので、今回はちょっと残念でした。
初日の夕食を軽くラウンジで済ませ、早く寝かしつけようと思っていたのですが、すぐにホテル内のレストランに向かいました。
レストラン・ラウンジ・バー
「Garum By Guy Grossi」
受賞歴のあるオーストラリアの有名シェフGuy Grossiによるレストランです。
ホテルに併設していて、終日利用できます(日曜は朝のみ)。
私たちは初日の夜、ラウンジの軽食では物足りなかったので、急遽予約なしで利用しました。土曜日の夜でしたが入れて良かったです。
歴史遺産に登録されているハイバーニアンホールという建物の一部となっており、とても良い雰囲気でした。
入口に並んでいたパンが出てきました。特製のバターとオイルに付けて食べます。子供も食べられるラザニアを注文しました。
お酒はこのカウンターで作ってくれます。
残念だったのは、サーブに時間が掛かりすぎたこと。入店から50分後に出てきました。土曜日の夜で混んでたのでしょうか。初日のディナーは、空腹と眠気で不機嫌な2歳児に疲労困憊でした。
▷営業時間:月〜金 6:00 〜 10:30、
16:30 〜 23:00
土 6:30 〜 11:00、
16:30 〜 23:00
日 6:30 〜 11:00
The Havenラウンジ&バー
軽食と特製のハイティーを楽しめます。
▷営業時間:毎日 8:00 〜 22:00
※営業時間は2024年6月時点のものです。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
朝食(Garum By Guy Grossi)
初日のディナーでも利用したレストラン「Garum By Guy Grossi」が朝食会場です。
夜のムーディーな雰囲気から一変、朝日が差し込み開放感のある、気持ちの良い空間でした。
ここでの朝食は本当に最高でした。(翌日から泊まったリッツの朝食と比べても良かったです!)
ビュッフェはどれも美味しく、特に特徴的だったのが、スモークサーモンやハム、ナッツ、チーズなどのコールドミールが充実していたこと。
また、サラダなども、生野菜だけでなく、複数の食材を合わせて作られた、手の込んだお料理が多い印象でした。彩りも鮮やかです。
ジュースも充実していました。
クロワッサンなどのペーストリー以外にも、パンケーキやスイーツも充実していました。(汚い写真しかなくてすみません。)
オムレツ(具材全部入れ)。日本のふわとろオムレツが恋しくなります。
食事中、室内に小鳥が入ってきてしまいましたが、スタッフの方が頑張って外に誘導してくれました。
食後はレストランの外を少し散策。緑もあり素敵な空間です。
レストランの建物である歴史遺産ハイバーニアンホールの説明がありました。
レストランに面した道の大木には、大きな鳥かごが吊るされていました。
鳥かごの中に入ることができたので、ひと遊びさせました。
ルームサービス
ホテル移動日ということもあり、下手に外のレストランに行ってバタバタするよりも、アップグレードされた贅沢なお部屋で、絶景を眺めながら食事したいということで、ランチはルームサービスにしました。
サンドイッチとミートボールパスタ、サラダを注文し、皆でシェアしながら美味しくいただきました。パスタのミートボールはしっかり硬めだったので、娘にはあまりヒットしませんでしたが、食べ応えがあり美味しかったです♪
スパ・フィットネス・プール
5階のウェルネスフロアには、スパと24時間利用可能なフィットネスセンター、20mのインフィニティエッジプールがあります。
今回は1泊だけだったので時間がなく利用しませんでしたが、プールは温水だそうです。
小さい子供とプールに入ると、翌日から鼻垂れ小僧になりがちですが、温水プールなら旅行中でも安心ですね。
子ども向けサービス
ベビーベッドやバスアメニティはありましたが、リゾートホテルのような遊び場やキッズプールがあるわけではありません。
ですが、スタッフの方々はとてもキッズフレンドリーでした。
ロビーでチェックインやチェックアウトの手続きを待っている間に、ニコニコ話しかけてくれたり、ガラス越しにジェスチャーで遊んでくれたりと、子供も退屈せずに待つことができました。
また、立地が良いにもかかわらず、外は静かなので、寝かしつけにも問題なしです。
ホテル周辺
ホテル周辺は、古い建物がきれいに保存されており、雰囲気のある場所でした。
セント・メアリーズ大聖堂(Saint Mary’s Cathedral)
1865年に創建されたゴシック様式の大聖堂です。
ホテルの部屋からも見えた教会です。ホテルからは徒歩5分ほどです。
娘が元気いっぱいだったので、交代で中を覗きました。ミサの途中だったので奥まで入りませんでしたが、ステンドグラスが華やかな教会でした。
旧パース消防署(Old Central Fire Station Heritage Centre)
パース初の専用消防署で、現在は文化遺産センターとなっています。
歴史的な消防設備や消防士に関する展示が行われ、本物の消防車に乗ることもできるそうです。
建物の外には昔の非常ベルがありました。レトロで可愛いですね。
私たちは、残念ながら定休日で入ることができませんでしたが、ホテルの隣で、入場無料なので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
部屋タイプ
- デラックスキング 客室, 1 キング(42㎡)
- デラックスダブル 客室, 2 ダブル(45㎡)
- プレミアキング 客室, 1 キング, シティビュー, 高層階(42㎡)
- デラックスファミリー 大きめの客室, シティビュー, 高層階(52㎡)
- クラブキング クラブラウンジアクセス, 客室, 1 キング, シティビュー(42㎡)
- クラブダブル クラブラウンジアクセス, 客室, 2 ダブル, シティビュー(45㎡)
- クラブスイート クラブラウンジアクセス, 1 キング, シティビュー(105㎡)
- エグゼクティブスイート クラブラウンジアクセス, 1 キング, 高層階(152㎡)
- プレジデンシャルスイート クラブラウンジアクセス, 1 キング, 最上階(240㎡)
- スイート 1 キング(105㎡)
料金
お値段は1泊35,000円~。(時期によって異なります)
私たちはマリオットボンヴォイ会員の特典である無料宿泊ポイント(上限50,000ポイント)を利用しました。
私たちは1泊9万円相当の「エグゼクティブスイート」にアップグレードしていただき、とてもお得に贅沢ステイをすることができました。
マリオットボンヴォイ(プラチナ)会員の特典
今回の宿泊でのマリオットボンヴォイ(プラチナ)会員の特典は以下の通りでした。
- 部屋のアップグレード(約9万円)
- レイトチェックアウト(16時まで)
- ウェルカムギフト1,000ポイント
今回のホテルには、無料の朝食が常に含まれているため、朝食の代わりにウェルカムギフト1,000ポイントをもらいました。
また、ホテルに宿泊した際に獲得できる「ベースポイント」は、6泊で16,676ポイントでした。
「ベースポイント」とは、ホテルのグレードに応じて一泊あたり貰えるポイントに加え、ホテル内での飲食やスパなどの利用をホテル払いにした場合に、利用金額に応じて付くポイントです。
さらにプラチナ会員は、ベースポイントの50%のエリートボーナスポイントが上乗せされます。
ウェルカムポイント1000ポイントと合わせて、合計26,014ポイントを獲得できました!
26,014ポイントもあれば、バンコクの川沿いの老舗ホテル「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」(Royal Orchid Sheraton Hotel & Towers)に一泊しても、お釣りが出ますね♪
【agoda】で「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」(Royal Orchid Sheraton Hotel & Towers)をチェックする貯まるポイントはこれだけではありません!
マリオットボンヴォイカードを持っていると6%のポイントが貯まります。私たちはこの宿泊料とルームチャージの支払にマリオットボンヴォイカードを使ったので、合計金額約1万円に対し6%のポイントを追加で獲得しました。
獲得できるポイントについてまとめると以下の図のようになります。
マリオット系列のホテルに興味がある方は、マリオットボンヴォイの会員になるのがおすすめ!
年会費は49,500円とお高いですが、「年間150万円決済+翌年度以降のカード継続」で無料宿泊特典がもらえます。
この特典で年会費以上のお部屋に泊まることも可能なので、年会費の元は取れます。
高級ホテルが好きな方はもちろん、子連れ旅行でいつも安定した質の高いホテルサービスを求める方に、とてもおすすめなカードです。
実際、私たちも妊娠してから会員になりました。子供が産まれる前までは朝食も付かないような安宿によく泊まっていましたが、子供がいると朝から親の計画通りに動けないことも多いので、ホテルでの朝食や高品質なサービスは超重要。お部屋のアップグレードで広い部屋にしてもらえることも、かなり有難いです。
朝食、ラウンジが無料になるプラチナ会員以上が理想ですが、ゴールド会員でもお部屋のアップグレード(空室がある場合)やレイトチェックアウト(14時まで)が楽しめます。
レイトチェックアウトは子連れにはとてもありがたいです。
朝から子供を急かしてバタバタするのは結構疲れてしまうんですよね。
プラチナ会員になるためには、年間400万円以上のカード利用が必要です。
お部屋のアップグレードも、部屋が2つ以上あるお部屋になると、子供が寝てからも電気をつけたまま作業ができたり、ドライヤーの音を気にしせずできたりするのでとても有り難いです。
「ザ・ウェスティン・パース」(The Westin Perth) への行き方・アクセス
パース空港から車で約30分。
私たちはGrabで車を呼びました。
Grabはタクシーより安い上、ボッタクリ回避&カード払いできるので便利です。
【まとめ】「ザ・ウェスティン・パース」(The Westin Perth)は最高の朝食と子連れOKな好立地ラグジュアリーホテル
今回は、「ザ・ウェスティン・パース」についてご紹介しました。
実際に宿泊し、レビューや口コミの通り、清潔感があり、隅々までとても整備された施設と、丁寧でスピーディー、かつフレンドリーな接客のおかげで、子連れでも快適に過ごせました。
日本やシンガポールのウェスティンよりもリーズナブルでありながら、お部屋は広く、パース中心部という好立地。
そして何より、朝食が最高でした!
2泊目からの「ザ・リッツ・カールトン パース」での連泊がメインだったので、ウェスティンは事前にあまり調べていませんでしたが、美味しい朝食が付き、接客も好印象で、個人的にはリッツよりウェスティンの方が満足度が高かったです。
パースへのご旅行を計画されている方、子連れでの宿泊先に迷っている方の参考になれば幸いです。
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当ブログでは他にも子連れ旅行の宿泊記を紹介しています。ぜひ他もチェックしてみてくださいね♪