1歳8ヶ月の子供を連れ、乾季の6月に3泊4日のバリ島旅行に行ってきました。
今回私たちは、ヌサドゥア→ウブド→スミニャックのホテルを利用しました(移動多い…)。
最初の宿泊先として選んだのは、ヌサドゥアにある「ザ・リッツ・カールトン・バリ(The Ritz-Carlton Bali)」。
全室がスイートとヴィラのラグジュアリーリゾートです。
ちなみに、2泊目はウブドにある「マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ」。
シンガポールへのドタバタな引越しが落ち着き、ご褒美旅行です。
最後は、空港まで近いスミニャックの「フォーポイント・バイ・シェラトン・バリ・スミニャック」で一泊してから帰りました。フライトが午前だったので、子連れでの早朝かつ長距離移動は厳しいと思ったからです。
この記事では、1泊目の「ザ・リッツ・カールトン・バリ」の部屋の様子や子連れによかったところなどについてご紹介します。
バリ島への子連れ旅行をお考えの方やバリ島やヌサドゥア地区のおすすめホテルを知りたい方、マリオット(特にゴールド・プラチナ会員)の実態を知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
↓空室状況の確認はこちらから↓
マンダパ、フォーポインツについては別記事で紹介します。
「ザ・リッツ・カールトン・バリ」(The Ritz-Carlton Bali)
ザ・リッツ・カールトン・バリは、空港から約30分のところにあリます。
高級リゾートが立ち並ぶヌサドゥア地区の高台に位置し、崖の上にあるロビーからの眺めは圧巻です。
ザ・リッツ・カールトン・バリ(The Ritz-Carlton Bali) | |
---|---|
住所 | JALAN RAYA NUSA DUA SELATAN LOT III, SAWANGAN, NUSA DUA, BALI , インドネシア, 80361 |
電話 | +62-361-8498988 |
施設 | レストラン、プール、スパ、フィットネスセンター、キッズクラブなど |
子連れおすすめ度 | ★★★★★ |
HP | https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/dpssw-the-ritz-carlton-bali/overview/ |
「ザ・リッツ・カールトン・バリ」(The Ritz-Carlton Bali)の子連れ宿泊記
ヌサドゥアは初めてでしたが、バリの繁華街には行ったことがあったので、観光はせずホテルステイを楽しむ目的でこちらのホテルにしました。
全体像はこのように縦長なリゾートです。
シッターサービスもあるので、久しぶりのゆったり時間も確保でき最高でした。
実際の子ども向けサービスの詳細は後ほど詳しくお伝えします。
素晴らしい景色とおもてなしに癒された最高のステイでした。
エントランス、ロビー、ガーデン
ロビーはヌサドゥアの崖の上にあり、インド洋を一望できます。
14時半頃にチェックインしました。
ウェルカムドリンクはザクロっぽいお味でした。
お部屋までは、素敵にデザインされたガーデン脇の通路を通りました。
部屋:「ザ・リッツ・カールトン スイートルーム(1ベッドルームスイート, バルコニー)」の様子
マリオットボンヴォイ特典で、「ザ・リッツ・カールトン スイート(1ベッドルームスイート, バルコニー)」にアップグレードしていただきました。
バルコニー付きのガーデンビューのお部屋です。真下にはラグーンプールも見えました。
リビングのテーブルにはウェルカムフルーツとタルト、メッセージカードが。カトラリーも2名分ありました。
テーブルの後ろには、シンク、コーヒーメーカー、氷入れ(アイスペール)などがあります。飲水はガラス瓶に入ったものでした。
キングサイズのベッドです。
ベビーベッドにはリッツライオンのぬいぐるみやエプロン。ベッドはぶつかっても痛くない素材でした。娘は早速ぬいぐるみを持って部屋中を歩き回っていましたが、リビングのガラステーブルに頭をぶつけそうでヒヤヒヤしました。
おむつゴミ箱も事前に依頼したところ、用意してくださっていました。
バスルームは広々としていて、シンクも2つあります。右奥がシャワールーム、右手前がトイレです。
リビング→寝室→バスルーム→ウォークインクローゼット→リビングと一周できます。
バルコニーには、一人がけソファー2脚と丸テーブル、反対側にはデイベットがありました。蚊取り線香もあったので、夜子供が寝てからはバルコニーで過ごしました。
クッキーもお部屋に置いてありました。
ガウンは薄くて過ごしやすそうでした。
お部屋全体としては、とても清潔感があり良かったのですが、個人的にはガラステーブルや薄緑の革張の椅子などよりも、温もりのあるバリの雰囲気がもう少し感じられる家具が良いと思いました。
また、リビングの床が石なので、小さい子は転ばないように注意してくださいね。
プール・ビーチ
メインプールは海に面しています。木曜日の夕方と金曜日の午前〜昼に入りましたが、常に多くの人で賑わっていました。
横からの眺めです。段差が多く色々な深さがあり、幼稚園〜小学生くらいの子どもたちは写真の手前あたりがちょうど良い深さのようでした。
ビーチを背にプールを見るとこんな感じで、まるで寺院の神殿のようになっています。両脇の屋根のある部分はカバナになっていて、王様気分を味わえる人気席。特に予約制ではないので、空いたらすぐに場所取りに行かないといけません。
ラッキーなことにランチタイムにカバナを確保することができました!テーブルもあり便利です。
キッズピザは子供用と思えないサイズとお味でした。そして、実はこのピザ無料なんです。
ザ・リッツ・カールトン・バリでは、ルームサービスを含み毎食1つのキッズメニューが無料になります。朝食ビュッフェも無料です♪
メインプール脇のプールは、大人の足首より少し上くらいまでの深さなので、赤ちゃんも余裕で座れます。浮かんでいるプルメリアの花をカップのおもちゃに入れたり出したりして遊びました。
プールアメニティもしっかり揃っています。
プール目の前のビーチには、たくさんのカバナとビーチチェアがありました。
ハンモックもあり、大人も子供もゆらゆら。
ラクダに遭遇しました。砂浜や寺院を歩く「ラクダサファリ」アクティビティがあるそうです。
あいにく雲が多く夕日は見えませんでしたが、ゆったりとした時間を過ごせました。
ちなみに、お部屋からプールに行く時にチャペルが見えました。こんな絶景ウェディング、一生の宝物になりますね。ガーデンやビーチを会場にすることもできるそうです。
朝食(Senses)
西洋、中国、日本、インドネシア料理、エッグステーションなどの各種カウンターが並び、ビュッフェ朝食が楽しめます。
美しいガーデンを眺めながら、外のテラス席でいただきました。
テラス席の脇には、インドネシアのスイーツカウンターがあり、出来立てスイーツをいただけます。
大好きなパンコーナー。デニッシュの種類も豊富です。
ココットに入ったスイーツは一人一皿デフォルトで用意していただけるようで、テーブルまで運んできてくださいました。フルーツやナッツなどが入っていて美味しかったです。
ベビーチェアはあったのですが、子供用のプラスチックのお皿やカトラリーは頼んでもいただけませんでした(私の英語が聞き取ってもらえなかったのかと思い2人に確認しましたが、無いと言われました)。たまたま数が足りなかったのか、元々無いのかわかりませんでしたが、ちょっとマイナスポイントでした。お皿を割ったら嫌なので、紙ナプキンの上にパンや果物を並べて食べさせました。
レストランの外には「chef’s garden」がありました。
レストラン・ラウンジ&バー
Bejana
本格的な高級インドネシア料理を楽しめる崖の上レストラン。
室内と屋外のテラス席、どちらからもヌサドゥアや海の美しい景色が望めるそうです。
▷営業時間:18:00 〜 22:30
The Beach Grill
グリル料理がいただけるビーチフロントのレストラン。
▷営業時間:12:00 〜 22:30
Breezes
有名なサンセットを眺めながら寛げる、ビーチフロントのバー。
プールサイドでもビーチのカバナでも食事が可能です。
私たちは初日のお昼はビーチチェア、夜はカバナでいただきました。
▷営業時間:12:00 〜 22:30
The Ritz-Carlton Lounge & Bar
朝食会場「Senses」の上にあるオールデイラウンジ&バー。
ドリンク、軽食のほか、TWGの紅茶を楽しめる有名なアフタヌーンティーも提供しています。
▷営業時間:11:00 〜 24:00
※営業時間は2024年6月時点のものです。
最新情報は公式ホームページをご確認ください。
スパ(The Ritz-Carlton, Spa)
パールや海藻など浜辺や海で採れる天然素材を取り入れた、バリ式トリートメントを体験できます。
▷営業時間:10:00 〜 22:00
子ども向けサービス(ベビーシッター・キッズクラブ・リッツキッズ)
ベビーシッター
宿泊前にホテル経由で手配しました。
1歳ですが日本語なら理解できるので、ダメもとで日本語ができる人を依頼したところ、少し話せる方がいるとのことでお願いしました。
実際、シッターさんは日本語の挨拶や単語がわかる上、とても子供扱いが上手な方だったので、安心して任せることができました。
敷地内のお散歩をして、キッズクラブ(室内遊び場)で遊んだりしていただきました。
子どもを見ていただいている間、シッターさんとは、WhatsApp(LINEのようなアプリ)でやりとりしました。
子供の動画を送ってくださり、様子が分かって良かったです。
子供の食事の際はエプロンを付けて食べさせて欲しいなどの細かいお願いにもしっかり対応してくださり、使った食器なども綺麗に洗って乾してくれていました。また、こちらが当初頼んでいなかったお風呂も提案してくださり、有り難くお願いしました。
料金は、子供1人につき1時間70,000インドネシアルピア (税・サービス料込) で、交通費として1回の訪問につき30,000インドネシアルピア (税・サービス料込) が加算されます。(2024年6月時点、HPより)
私たちは16時から20時までお願いし、プール・ビーチでのんびり過ごし、夕食まで快適に済ませることができました。帰る頃にはプールがライトアップされ、火も灯されていて良い雰囲気でした。
シンガポールに越してから人手を借りて子供と離れて過ごすのは初めてだったので、時間が流れるのがとてもゆっくりに感じました。ぜひ活用してみてください。
キッズクラブ(屋内・屋外遊び場)・リッツキッズ
屋内遊び場のおもちゃは充実していて、娘はキッチンセットが気に入ったようでした。
外にはスライダー付きのキッズプールや滑り台などもありました。
床の一部がお部屋と同じ硬い石でできていることが少々気になりましたが、小さい子供のおもちゃが置いてある部分にはきちんとカーペットが敷いてありました。
リッツキッズ・プログラム
リッツキッズは、無料のアクティビティ・プログラムで予約不要です。
4歳から12歳までは親の同伴なしで参加可能です。
工作やクッキング、魚の餌やりの他に、有料でお部屋にアメニティ付きテントを貸し出してくれる「リッツキッズ・ナイトサファリ」や季節限定でウミガメの放流プログラムもあります。
▷営業時間:9:00~18:00
子ども向けサービス・おもてなし他
ライオンのぬいぐるみは、チェックアウト時にロビーで寛いでいた時にも、ホテルスタッフの方がわざわざ持ってきてプレゼントしてくれました。お部屋に置いてあったものと合わせ、全部で3体のライオンをいただきました。
他にも、ロビーに飾ってあるプルメリアのお花を耳にさしてくれたり、子供へのおもてなしがとても好印象でした。
また先述したように、朝食ビュッフェとルームサービスを含み、毎食1つのキッズメニューが無料になります。私たちは16時のレイトチェックアウトであったため、2日目の昼食までキッズメニューを無料でいただけました。子連れにはとても嬉しいサービスです。
部屋タイプ
ザ・リッツ・カールトン・バリのお部屋はスイートまたはヴィラのみ。
ヴィラは、24時間バトラーサービス付きです。
- 1ベッドルームジュニアスイート 1 キング または 2 クイーン(100㎡)
- 1ベッドルームジュニアスイート 1 キング または 2 クイーン, ラグーン(100㎡)
- ザ・リッツ・カールトン スイート 1ベッドルームスイート, バルコニー(145㎡)
- 1ベッドルームスイート 1 キング または 2 クイーン, ラグーン, テラス(145㎡)
- パビリオンヴィラ 1ベッドルームヴィラ, 1 キング または 2 クイーン プライベートプールアクセス(120㎡)
- ザ・リッツ・カールトン スイート 2ベッドルームスイート, テラス(246㎡)
- 1ベッドルームヴィラ 1 キング, バルコニー, 専用プール, テラス(360㎡)
- クリフヴィラ 1ベッドルームヴィラ, 1 キング, 一部オーシャンビュー(281㎡)
- オーシャンクリフヴィラ(281㎡)
- 1ベッドルームヴィラ 1 キング, オーシャンビュー, プールアクセス(159㎡)
- 2ベッドルームヴィラ(258㎡)
- クリフヴィラ 3ベッドルームヴィラ, オーシャンビュー, バルコニー(630㎡)
- オーシャンフロントヴィラ(678㎡)
「ラグーン」のお部屋は、テラスからラグーンプールへ直接アクセス可能です。
また、ヴィラのプライベートプールでは、フローティングブレックファストをいただけますよ♪
料金
お値段は68,000円~。(時期によって異なります)
私たちはマリオットボンヴォイ会員の特典である無料宿泊ポイント(上限の50,000ポイント)を利用しました。そこに貯めていた13,000ポイントを足した63,000ポイントで宿泊しました。
この無料宿泊特典に足せるポイントは、実は15,000ポイントまでなんです!
他のホテルも含め、この上限をギリギリ超える66,000ポイントの部屋も案外多く、宿泊特典ポイントを利用できずに宿泊したこともあります。
無料宿泊特典って、どこにでも使える訳では無いんですね。
マリオットボンヴォイ(プラチナ)会員の特典
今回の宿泊でのマリオットボンヴォイ(プラチナ)会員の特典は以下の通りでした。
- お部屋のアップグレード(1泊約10万円のお部屋)
- レイトチェックアウト(16時まで)
- ウェルカムギフト1,000ポイント
また、ホテルに宿泊した際に獲得できる「ベースポイント」は、1泊で1,681ポイントでした。
「ベースポイント」とは、ホテルのグレードに応じて一泊あたり貰えるポイントに加え、ホテル内での飲食やスパなどの利用をホテル払いにした場合に、利用金額に応じて付くポイントです。
さらにプラチナ会員は、ベースポイントの50%のエリートボーナスポイントが上乗せされます。
ウェルカムポイント1000ポイントと合わせて、合計3,522ポイントを獲得できました!
貯まるポイントはこれだけではありません!
マリオットボンヴォイカードを持っていると6%のポイントが貯まります。私たちはホテル内での飲食の支払にマリオットボンヴォイカードを使ったので、合計約2万円に対し6%の約1,200ポイントを追加で獲得しました。
獲得できるポイントについてまとめると以下の図のようになります。
マリオット系列のホテルに興味がある方は、マリオットボンヴォイの会員になるのがおすすめ!
年会費は49,500円とお高いですが、「年間150万円決済+翌年度以降のカード継続」で無料宿泊特典がもらえます。
この特典で年会費以上のお部屋に泊まることも可能なので、年会費の元は取れます。
高級ホテルが好きな方はもちろん、子連れ旅行でいつも安定した質の高いホテルサービスを求める方に、とてもおすすめなカードです。
実際、私たちも妊娠してから会員になりました。子供が産まれる前までは朝食も付かないような安宿によく泊まっていましたが、子供がいると朝から親の計画通りに動けないことも多いので、ホテルでの朝食や高品質なサービスは超重要。お部屋のアップグレードで広い部屋にしてもらえることも、かなり有難いです。
朝食、ラウンジが無料になるプラチナ会員以上が理想ですが、ゴールド会員でもお部屋のアップグレード(空室がある場合)やレイトチェックアウト(14時まで)が楽しめます。
レイトチェックアウトは子連れにはとてもありがたいです。
朝から子供を急かしてバタバタするのは結構疲れちゃうんですよね。
プラチナ会員になるためには、年間400万円以上のカード利用が必要です。
「ザ・リッツ・カールトン・バリ」(The Ritz-Carlton Bali)への行き方・アクセス
デンパサール(ングラライ)国際空港から車で約30分。
普段であればGrabやGojekなどの配車アプリを利用する私たちですが、今回は赤ちゃん連れでは初めてのインドネシア。タクシー選びに失敗したくないということで、事前にホテルの送迎を予約していました。
ぼったくりや経路など何も心配することなく安全運転でホテルまで連れて行ってもらえたので良かったです。
送迎は約5千円でしたが、Grabだと約2千円です。
実は、この1年後にバリに再び訪れた際、Gojekを利用したところ、ヌサドゥア地区まで行く時に通常通るはずのバリマンダラ有料道路を通らず、バイクだらけ・運転の荒いドライバーばかりの一般道を通った上、有料道路の通行料をぼったくり、抗議しても返金してもらえなかったという事件がありました。
インドネシア出張でいつもGojekを利用していましたが、こんなことは初めてでした!
やはりバリ島は特別なのかもしれませんね。
▽ホテル間移動、空港〜ホテルまでの送迎などは、ホテルの送迎サービスを利用する以外に、こちらのサイトでも手配できます↓↓
【KKday】で送迎サービスを手配する【まとめ】「ザ・リッツ・カールトン・バリ」(The Ritz-Carlton Bali)は子連れ・ファミリーにおすすめの絶景ラグジュアリービーチリゾート!
今回は、「ザ・リッツ・カールトン・バリ」についてご紹介しました。
シーズンということもあり、特にプールには人が多かったですが、非常に充実したサービスと施設で子連れでも快適に過ごせました。特に、子供へのサービス・印象は非常に良かったです。
「ザ・リッツ・カールトン・バリ」は、カップルもファミリーも皆が満足する南国のラグジュアリービーチリゾートでした。
断崖からの絶景をぜひ一度堪能してみてください!
ちなみに、”神々の島”感は、2日目に泊まった「マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ」が圧倒的に上だと個人的に思いました。
気になる方は、「マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ」の宿泊記もぜひご覧ください♪
バリ島へのご旅行を計画されている方、ヌサドゥアでホテルを探されている方、子連れでの宿泊先に迷っている方の参考になれば幸いです。
↓ホテル予約サイトでチェックする↓
当ブログでは他にも子連れ旅行の宿泊記を紹介しています。ぜひ他もチェックしてみてくださいね♪